幼少期は、自信に満ち溢れ、自分にできないことなんてないと思っているような勝ち気な女の子だった。

水泳、ピアノ、公文、そろばん、新体操、剣道、興味のあることはなんでもチャレンジする、好奇心旺盛な性格であったが、

小さい頃から、人の気持ちに敏感で、いわゆるHSP気質なところがあり、思春期の頃には家族関係にも悩み、メンタル面のバランスを崩してしまう。

ずっと続いていた水泳をやめた中学生の時期は、運動もせず、食べたいだけ食べて、63キロという肥満体型になってしまう。

自分が太っていると気づいた15歳から、ダイエット生活がスタート。

157センチの身長で63キロもあったので、４９キロくらいまでは、若さも手伝って、食べないダイエット法で、あっという間に痩せていった。

しかし、食べないダイエットで痩せた私は、食べることができなくなる日が来てしまう。

 

摂食障害に陥り、19歳の頃には体重は４２キロ。

でも、痩せていることが幸福で、

太ったまま長生きするなら、痩せてて早く死ぬ方がいい！

そんな馬鹿なことを平気で言い、

今ならわかるが、栄養不足から、さらにメンタルの不調を引き起こし、情緒不安定、PMS、生理不順に生理痛、あらゆる不調を抱えていた。

 

家族とはそりが合わず、

家にいたくない、環境を変えたい、ただそれだけを願い、

20歳で上京する決心をする。

 

慌ただしく、飛び出すように上京。

これで、新しい私になれる！

そんな期待に胸いっぱい。

煌びやかに見えた東京生活、当時流行の渋谷109に就職。

人生初の一人暮らし。

怖いもの知らずな20歳、渋谷109とは言え、業務はごく一般的な販売員。

楽しさを感じられず、あっという間に退社。

危機感もなく、色んなところに出かけ、声をかけられて、エキストラや簡単なモデルの仕事を趣味みたいにしながら、足を踏み入れたのはキャバクラ。

そこから抜け出せなくなり、キャバ嬢生活を長く過ごす。

女の園、そこはまさに女の闘いの場。

人間関係はひどいものだった。

私の抱えていた不調は、上京によって改善どころか悪化。

だけど、地元には帰りたくない、

ただその思いだけで、東京生活を送っていたが、

その後、結婚、離婚を経て、地元へ戻る。

 

31歳、3人の子供のシングルマザーとして、

何か手に職を。。。

と、思い立ったのが、以前から大好きだったリラクゼーションの仕事を家出できたらと、

リンパマッサージの資格を取得。

そこが分岐点となり、人間の体の仕組みに、興味を持ち、関東、関西のセミナーに多数参加し、自分の技術、知識のスキルアップにのめり込んでいた時、

オーストラリア政府認定リメディアルマッサージセラピストRISAと出会う。

セラピーのスキルアップだけでなく、

自然療法ナチュロパスの栄養学も学びホリスティックケアを深める。

 

京都へ毎月通い、RISAのスクールを卒業。

 

同じタイミングでRISAが立ち上げた、

国際ホリスティックリメディアルセラピー協会のインストラクターとなり、

セラピストのスキルアップの指導を行う。

 

趣味として行っていた、ファンクショナルローラーピラティスのベーシックインストラクターの資格も取得。

 

セラピー、栄養、運動療法を学ぶことで、

今までの自身の不調の全てが点と点が繋がり解決の糸口を見つける。

​

自分と向き合うことの重要性に気づき、

わかっているようでわからない自分のことを知るため、

マインドフルネスを学び、講師資格取得。

​自分と向き合いたいクライアントへマインドフルネスを伝えている。

 

自分自身が抱えていた不調は体質なんかじゃない、

足りない栄養を補給する、セラピーで体を整え心を解放する、運動療法で改善した体を維持する筋力をつける、

そこに、不調のない体の全てがあることを知り、

自身と同じように不調に悩む女性、そして、いつまでも健康に美しくいたい女性を、サポートすることが、現在の生きがいである。